B787、日本初飛来決定! [├雑談]
注:これはUSO記事ではありません!
えー、すっかりオオカミ中年ブログですのでオイラがこんなタイトルつけると、怪しさ満載で非常に如何わしいのですが、
5月26日のボーイングニュースリリースによりますと、
787を実際に日本に持ってきて、ANAとボーイングによる就航に向けた検証プログラムを実施するのだそうです。
もう3日前のニュースなのでご存じの方は既にご存じですよね。
ボーイングのニュースリリースはほぼ毎日チェックしているんですが、
今回はいろいろタイミング悪くてアップが遅れてしまいました ><
この検証プログラムは2011年7月4日(月)から8日(金)にかけて行われ、
羽田空港と伊丹空港・関西空港・岡山空港・広島空港を結ぶ路線にて実飛行も予定しています。
この取り組みは、ローンチカスタマーであるANAだけが、ボーイングと共同で実施できるものであり、
円滑な就航に向けた大きな前進となります。
ANAは、世界で最初の787を2011年の8月~9月に受領する予定です。
この夏、世界で初めてANAに納入されるボーイング787に、どうぞご期待下さい。
だそうです。 実飛行に合わせて各空港に大挙して押し掛けるマ●ア様の姿が目に浮かびます ^^;
また、実施する検証プログラムの一例としましては、
「給油作業、格納庫内のスタンドや空港のゲートとのフィットチェック、トーイング等の作業」を行うのだそうです。
いや~、いよいよですね~。
「羽田空港と伊丹空港・関西空港・岡山空港・広島空港を結ぶ路線にて実飛行も予定」
とのことですから、787はまずこれらの路線に投入されるということなんでしょうか。
去年3月の記事■ で、「787が最初に就航するのはどの路線か、みんなで予想しよう!」
と呼びかけたところ、たくさんの方から予想を頂きました。
今回のニュースリリースを受けてチェンジも受け付けておりますので^^
それから当ブログでは787開発をずっと追いかけてきたのですが、
前回の787関連記事は、今年の1月21日にアップしたもの■ でした。
前回の記事以降の787関連の動きについて簡単にまとめておきます。
2011年2月24日
フライトテスト、1,000回達成。テストはここまで順調に推移しており、 フライト時間は約3,000時間、航行距離の合計は100万マイル以上に達した。型式証明に必要なフライトテストに関しては、ロールスロイス製エンジン搭載機で約80%、GE製エンジン搭載機では60%以上完了している。
2011年3月7日
チェンジ・インコーポレーション開始。【チェンジ・インコーポレーション】:これまでのテスト等で発見された、改修が必要とされる箇所を他の機体にも施す作業のこと。
2011年4月18日
世界レベルで787パイロットトレーニング開始へ。現在ボーイングは、シアトル、シンガポール、東京、ロンドン、上海の5か所にトレーニング施設を運用している。
2011年4月26日
ANAパイロット向けのトレーニングを開始。ANAの10名のパイロットは、4月初旬から東京でのトレーニングを開始し、4月23日からはシアトルでフライトシミュレーターを使用したトレーニングに移行。5~20日間の受講により787型機の操縦資格への移行が可能。787と共通性の高い777パイロットは、最短で5日間のトレーニングで787型機の操縦資格を取得可能。
これまでの度重なる遅延により、ネットでは、
「もう787は飛べないんじゃないか」というものも含めて楽観論、悲観論、いろいろ飛び交ってました。
しかしやっとこの段階まできたのですね。
初飛来、デリバリー、そして初就航が楽しみです^^