北部九州旅行・5 [■旅行記]
Ⓐ道の駅彼杵の荘→Ⓑ川棚防空監視哨跡→Ⓖ佐世保港→Ⓕ小値賀港→Ⓔ小値賀空港→
Ⓕ小値賀港→Ⓖ佐世保港→Ⓗ→福岡海軍航空隊跡地→Ⓘ下松SA(車中泊)
5日目
6:00 起床
道の駅の駐車場は車中泊組の車が結構停まってました。
トイレで歯磨きをしたついでに駐車場内を見まわしたら、すぐ近くに昨晩声を掛けてくれた川崎ナンバーのデリカ発見。
おぢさんはもう運転席で出発の準備をしていたのでご挨拶。
本日は鹿児島方面を目指して南下するのだそうです。どうぞご安全に。
6:20 出発。
川棚監視所見学。
7:00 ジョイフルで朝食。
旅行中野菜分が不足していたのでこういうものを注文。
ドリンクバー付きなのですが、スープバーは別料金だと知らずにクラムチャウダーを呑んで注意されてしまうオイラ
(しかも二度飲み)Σ(゚Д゚;)
お金払おうとしたのですが、今回は見逃してくれました。
今回もノントラブルで走ってくれた飛度くん。改めて見たら駐車位置が左側に寄っちゃってますね。
ここまでよぉ走ってくれはった。
旅行中は文字通り寝食を共にしますし、何日も仕事を休むので、その前後の仕事は大忙しになります。
だもんで旅行前後の期間、車と一緒の時間はハンパないです。
8:00 佐世保港到着。
ここから小値賀(おぢか)島に渡ります。
勝手がよく分からないのでとりあえず30分まで無料、1日最大800円の駐車場に車を入れ偵察。
…ここは違うターミナルだった。
佐世保港は大きなターミナルが1つあるのではなくて、行先別に小規模ターミナルがあるようです。
歩いていたおぢさんに聞いたところ、小値賀行きはあっちのターミナルだそうです。
あっちのターミナルのすぐそばに1日最大600円の駐車場があったので、ここに車を停めておくことに。
窓口でチケット購入。
スケジュール上、どうしても往路は高速船、復路はフェリーになってしまうのですが、
「そういう組合せの割引もありますよ」。ということでゲットしたのがこちら。
「フェリー&シークイーンセット券」6,000円。
別々に購入するよりなんと1,600円もお得です。
今回の旅行では九州商船の利用が多かったのですが、社員さんはみなさんとても親切な方ばかりでした。
9:20 定刻通り佐世保港出港。
船内はガラガラ。
ジェットフォイルとよく似ていて、シートベルト付の座席がずらりと並んでいるのですが、客室内に速度計がありません。
通常のフェリーは速力15ノット前後なのですが、
こちらは流石「高速船」と謳うだけあり、倍の30ノットで、ジェットフォイルの43ノットに迫る速度です。
10:45 小値賀港到着。
ここの港にはターミナル内にレンタサイクルがあります。
目指す小値賀空港までは4km程と近いので、自転車で行くことにしていたのでした。
早速窓口で自転車を借りることに。
料金は6時間まで500円でした。
手続きはとても簡単で、帳簿に名前と電話番号を記入するだけでした。
狭い島内ですから乗り捨ても盗難の心配もないのでしょう。
カギもついてません。
行先を尋ねられ、ついうっかり「今は使ってない小値賀空港」と言ってしまい、
「定期便がないだけで現役バリバリです。ちょうど昨日から個人利用で1機来てますよ」。
とツッコミをいただきました。これは失礼致しました m(_ _)m
空港までの道はアップダウンが激しく、8段変速なのですが所々押して歩きました。
30分弱で小値賀空港到着。
デッキに上がったら、ここから管制塔に入れるようになっており、職員さんが2名いました。
「見学で来ました~」と挨拶してあちこち撮影。
その後近くの赤浜へ。
本当に赤い砂浜でした。
日差しも強く暑いので、松の影に腰を下ろして昼食(カロリーメイト的なもの)。
佐世保に戻るフェリーの時間までまだ2時間以上あります。
しばらくここで海を眺めてぼーっとしていよう。と思ったのですが、
気が付くと膝の上に黒くて大きな毛虫が!!
慌てて立ち上がってみると、周囲にイッパイ来てる!
浜に避難することにしました。
砂浜にはハングル、中国語のゴミがいっぱい。
この島の地理関係を改めて実感しました。
ハングルをしゃべるヒトデ(嘘)。
ということで砂浜で写真など撮っていると、なんとなく首のあたりがふよふよします。
またしても毛虫ガ!! ><ヒイィィ!!
上着を脱いでもう体についてないことを確認し、奥の岩場に避難。もー毛虫ヤダ。
結局赤浜には1時間ほどいました。
出港1時間前、港へ。
13時過ぎ港に到着。自転車を返却。
港の桟橋から。
まだまだこんな港が残ってるんですね~。
13:30 フェリー太古入港。
港ではアナウンスが一切ありません。
汽笛と共に船が入ってきて、淡々と乗客と荷物の乗り降りを済ませると、すーっと出ていきます。
このフェリーも10分後にすーっと出て行きました。
ターミナル内にあった東北地方へのメッセージボード。
カラーマジックが置かれていました。
実は内心、(震災から2か月以上経って、書き込みはたったこれだけか。。。)
などと考えていたのですが…
奥にいっぱいに書き込まれたメッセージが。
13:47 汽笛と共にフェリーなるしおが入ってきました。これに乗って佐世保港に戻ります。
接岸の際の操船テクがすごかったです。上の写真、真っ直ぐ入ってきたフェリーがおも舵(右曲がり)を切り始めたところです。
以下、オイラの写真でどれ位伝わるか自信ないですが、ドリフト接岸の模様です。
(航跡でなんとなく伝われ~)
…なんとなく伝わりましたでしょうか?
スタントマンがスピンターンでピタリと狭い駐車スペースに車を入れるのをテレビでやることがありますが、
あれの船版です。
一度も停船することなく、180°回頭完了したところでピタリこの位置。すごすぎです(@Д@)
14:00 小値賀出港。
佐世保~小値賀間、往路の高速船の所要時間は1時間25分でしたが、
復路のフェリーは2時間35分かかります。
船内はガラガラ。爆睡しました。
佐世保入港30分前、甲板へ。
移動浮きドック「サザンクロス」(嘘)
戻って参りました。
16:35 佐世保港入港。
一番最後に下船したのですが、オイラが降りると入れ替わるように乗船が始まってました。
大刀洗平和記念館で情報を得た「福岡海軍航空隊跡記念碑」を撮るため、福岡市西区に立ち寄りました。
無事公園の一角にある碑を発見し、撮影。これで今回予定していた場所は全て見学終了。
辺りはすっかり薄暗くなっていました。
さあ、埼玉まで帰ろう。頼むぜフィット。
途中山口県の下松SAで車中泊し、自宅に戻ったのでした。
この時は五月で、まだ「休日千円割引」だったので自宅まで2,300円でした。
これで旅行記は終わりです。
長々とお付き合い、ありがとうございました。m(_ _)m
(もう続かない)