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南九州旅行・4 [■旅行記]


Ⓐ竜北道の駅→Ⓑ八代飛行場跡地→Ⓒ白川滑空場→Ⓓ黒石原飛行場跡地→Ⓔ阿蘇滑空場→Ⓕ高瀬飛行場跡地→Ⓖ太刀洗記念館→Ⓗ大刀洗東飛行場跡地→Ⓘ道の駅やよい(車中泊)

4日目

4:55 起床。

雨もさることながら、風も一晩中激しくて、車体がグラグラ揺れました。

3.11以降、揺れに対して敏感になった気がします。

いつの間にか体に力が入って縮こまってます。

昨晩同様、車外に出ずに荷物移動と目隠し取り。

前席の目隠しは、取り付けは前席からでないと無理なのですが、

外すだけなら後席からでもできました。

おかげで一歩も降りずに出発準備完了です。

5:25 出発。

天気予報では、相変わらず九州に前線が停滞し、そこに低気圧が。と言ってました。

本日も1日大雨なので覚悟が必要ですのだ(;´Д⊂)

今日は熊本県内を回ります。実は天草市に水上飛行場跡(赤マーカー)があるのですが、

ここだけ飛び地のようになっていて、往復で4時間かかる上に、

遺構が飛び飛びであるらしく、探し回らなくてはなりません。

豪雨の中だと方々歩き回れるかどうか不明です。

ギャンブルなのでここはパスすることにしました。

結局今回は時間いっぱいまで回って、飛行場に関してはここだけ残してしまったのでした。

ということで1日かけて、 八代飛行場跡、白川滑空場、黒石原飛行場跡、熊本地方航空機乗員養成所跡、

阿蘇観光滑空場、大浜飛行場跡を回りました。

阿蘇観光滑空場は阿蘇外輪山にあります。

豪雨の中だしちょっと迷ったのですがダメ元で行ってみることに。

豪雨、濃霧が続くかと思えば一瞬青空が見えたりして不思議な空模様でした。

時折対向車とすれ違ったのですが、(この先もちゃんと走れるのかしらん)と不安な時の対向車は、

「とりあえずこの先も走れる」ということなのでホッとします。

無事到着して、「関係者以外立ち入り禁止」と入り口に看板があったので、ここまでしか入れないのだと思って、

その場所の写真を撮り引き返しました。

ところが自宅に戻ってからよく調べたらここには公式サイトがあり(見学前には気が付かなかった)、

スタッフの指示に従い滑走路手前までは入っても構わないのでした。超がっくし。 _| ̄|○ il||li

ここはまた九州に行った時に行き直します。記事はとりあえずお蔵入り。

 

で、 阿蘇観光滑空場を後にして熊本市内に戻る途中、

カーナビが「この先3km行き止まりです」とか言い出しました。Σ(゚Д゚;)

ずっとぐねぐね道が続き、迂回路は当分ありません。このカーナビは突然何を言い出すか。

恐れていた「大雨による通行止め」の影響をついに受けてしまったようです。

すぐさまUターンしようか。とも思ったのですが、ひとまずその行き止まりまでいってみることに。

一般道で通行止めに出くわすのは初めてです。

どうなってるのか写せばブログネタにもなるし。

(もしかしてくまモンが通せんぼしてるのかも) …と思っていたのですが、

現地についてみるとT字路になっていて、オイラの進路とは無関係の道が閉鎖されていたのでした。

こうして熊本県内の跡地を回り終えたところで時刻は13:00。

まだ時間があるので、先月も行った福岡の大刀洗記念館に再びお邪魔することに。

閉館は17:00なのであと4時間しかないのですが、高速を使えば1時間位で行けるので余裕です。

…と思ったのですが、最寄りの南関ICから、オイラが向かうのとは逆方向の熊本ICまでが

大雨のため午前中からずっと通行止めになっていて、

南関ICに向かう一般道が8km手前からすんごい渋滞になっており、ICに入るまで1時間40分もかかってしまいました。

明日の夕暮れまで九州内をあちこち歩きまわり、帰路に就くつもりだったのですが、

こうも大雨続きだと、前回みたいに九州のみならず中国地方以降でも通行止めが出るかもしれません。

仕事が鬼のように待ち構えているので、帰宅時間を遅らせることは絶対許されません。

ラジオで情報を取りつつですが、場合によってはもっと早めに九州を出ないといけないかも。

 

結局大刀洗記念館に到着したのは閉館1時間前でした。急いで情報を集めなければ。

当記念館のある大刀洗飛行場跡地と、北飛行場は有名なのですが、

大刀洗には更に「東飛行場」もあります。

この東飛行場は非常にマイナーで、現在のところ正確な場所はネットには出てきません。

当記念館で位置情報と飛行場のことについて説明員の方からお聞きすることができました。

明るいうちに東飛行場跡地に行ってみよう。

と、その前に大刀洗駅前に展示してあるヒコーキ眺めて、コンビニ弁当で腹ごしらえ。

無事に東飛行場跡地周辺をうろつき回り、ちょっと先にあった温泉で入浴。

すんなり入れる時は本当にすんなり入れます。

 

温泉から上がったらちょうど雨がやんでました。

目の前に川が流れていたので湯涼み。土色の水が勢いよく流れていて、屋形船が数艘岸に引き上げられていました。

オイラはよそ者ですから普段の水量を知りませんが、芝生部分まで勢いよく水が流れてましたから

普段よりずっと水嵩があるのでしょう。

しかし今日も一日本当によく雨が降りました。

実は埼玉から九州に入るまでの間にフロントバンパーを中心におびただしい数の小さな虫が貼りついてしまい、

まるでゴマを振ったようだったのですが、この豪雨のせいでキレイに取れてました。

明日は時間の許す限り大分県の飛行場/跡地を見学して帰ります。

高速道を使って見学地のすぐ近くまで移動することに。

見学地のすぐ近くに道の駅があったので、今夜はそこで泊まることにしました。

高速道路走行中だと、もう選り取り見取りで簡単にSAやPAで車中泊することができ、

小型車用のスペースが奥まった場所に設けてあることもあり、その時は快適車中泊ライフを満喫できます。

でもそんなことは稀で、大抵は一晩中トラックの出入りとエンジン音を聞かされる可能性が高いです。

目隠しして真っ暗な車内で、トラックのエンジン音がゴウゴウと近づいてくると、結構落ち着かないものなのです。

 

一方道の駅の場合、大型車と小型車の駐車スペースがハッキリ区分されていることが多く、安眠しやすいです。

ただし道の駅は、ホテルのようにピカピカでタダで使用するのが申し訳ないほどの所と、

施設が廃ビルとか廃屋を改装した薄暗くて気味の悪い所があり、アタリハズレが大きいです。

SA、PAなら、酷い場合は簡単に次のSA/PAに移動できますが、

道の駅の場合はそんなに近くにはないので、オイラのように体力の限界まで動き回る場合、

ハズレだったらもう諦めるよりありません。

どちらも一長一短ですね。

その日の泊地があらかじめハッキリしていれば、(どんな道の駅かしらん)と事前に調べることができるのですが、

オイラの場合行き当たりばったりなのでそれも難しいです。

大分県道の駅やよい到着。

ここはアタリでした~。ヽ(*´ヮ`)ノ

21:40 寝る。

おやすみなさい。

 

本日の走行距離:469km

(続きます)


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