村松飛行場跡地 [├空港]
2011年9月訪問 2020/11更新
撮影年月日1946/06/16(昭21)(USA M167-A-5 33)■
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院データを加工して作成)
新潟県五泉市石曽根の村松飛行場。
建設を始めたものの間もなく終戦を迎えたとする記録が残されています。
資料が非常に限られていて飛行場の正確な位置は不明なのですが、
先頭のグーグルマップは、上に貼った航空写真から作図しました。
多分に主観が入っていますので、その程度のものということでご了承くださいませ。
仮にこうだったとすると、1,500mの滑走路です。
新潟日報ウェブ版2020/11/05 11:00(下記リンク参照)によりますと、
新潟大学では2014年から周辺住民らへの聞き取り調査を続けており、2020年8月に、
新大農学部付属フィールド科学教育研究センター村松ステーション内で発掘調査を実施。
自然堆積では形成されない石や砂が混ざった地質を確認しました。
これは人為的に搬入されたと考えられ、「塹壕を平らにした」、「滑走路はローラーで固めた」
などの証言と符合することから、「この場所に秘匿飛行場があったと思われる」とのことです。
赤マーカー地点。
オイラが考える滑走路と周辺の道は方向がずれており、この写真も滑走路延長方向とはズレてます。
青マーカー地点。
「日の出町交差点」。
明治29年から終戦まで、当地に歩兵第30聯隊が設置されたのだそうです。
村松陸軍少年通信兵学校当時の営門が残っていました。
新潟県・村松飛行場跡地
着工から間もなく終戦を迎え、結局1機も飛び立つことはなかったのだそうです
村松飛行場 データ
種 別:陸上飛行場
所在地:新潟県五泉市石曽根
座 標:N37°41′42″E139°11′47″?
標 高:35m
滑走路:1,500mx100m?
方 位:18/36?
(座標、標高、方位はグーグルアースから)
沿革
1945年06月 建設開始
08月 終戦により工事中止
2020年08月 発掘調査
関連サイト:
新潟日報ウェブ版2020/11/05 11:00■
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