とり日記 [■ブログ]
オイラの会社でポット型の浄水器を扱うようになりました。
1966年、世界で最初にポット型浄水器を発売したのはドイツのブリタ。
世界ナンバーワンのシェアを誇り、お客様に話してピンとこなくても、
「ブリタ」と言えば「あー、あの!」と、悔しい程すぐ通じます。
オイラはこういうタイプの浄水器があることすらだったのですが、
最近は蛇口の形状がオシャレなお宅が多くて、蛇口直結式浄水器の取り付けが出来ないご家庭を中心に、
家庭用浄水器の半分はポット式なのだそうです。
弊社の製品特徴は、浄水と同時に硬度調節ができること。
この硬度調整という特徴をセールスポイントにすべく、先日偉い方にお越し頂いて勉強会が行われました。
まずは硬水と軟水の飲み比べ。
…。
全然分からない。
コントレックスなど硬度1,500近い水は飲んだらすぐ分かるらしいけど、弊社の製品はそこまで硬度が高くない。
同僚のAさんはコーヒーにうるさい人で、
この人は少しすすっただけで、「これは硬水」とか「あ、これは軟水」とかすぐ分かる。
「ある程度まとまった量を呑むと喉越しで違いがわかりますよ」
と言われ、両方の水をごくごく。
…。
全然分からない。
Aさん以外の人は、かろうじて当たる程度だったり全然分からない人ばかりでちょっと安心したけれど。
こういう感覚はある方だと思ってたのでちょっとガッカリ。
そんなオイラの隣りでこれ見よがしに「あ、これは軟水」とかまだ言ってるAさん。
Aさんもう分かったから。
ところがそれぞれの水でコーヒーを淹れたら、その違いは歴然。
軟水コーヒーがまろやかなのに対し、硬水コーヒーは香りも味もカキッとしている。
水のままだと全然分からなかったオイラでも、これなら少しすすっただけで分かる。
Aさんは「タンニン成分が~」とかもー語る語る。
Aさんもう分かったから。
うーむ、しかしこんなに違うものなのか。
コーヒーは好みで硬水軟水使い分ければいいけれど、お茶は軟水がいいらしい。
「リラックス時は軟水だけど、今はリフレッシュしたいから硬水で淹れたコーヒーが飲みたいね」
今度機会があったらオイラもAさんみたいに通ぶってみよう。
おわし。