東北、茨城に行った話・3日目 [■旅行記]
Ⓐ日立中央PA→Ⓑ筑波航空基地(友部飛行場)跡地→Ⓒ石岡飛行場跡地→Ⓓ東の辻飛行場跡地→Ⓔ茨城空港→Ⓕ鉾田(豊鹿島)飛行場跡地→Ⓖ北浦海軍航空隊跡地→Ⓗ神之池航空基地跡地→Ⓘ内閣中央航空研究所鹿島実験場跡地→Ⓐ軽野滑空場跡地→Ⓑ鹿島海軍航空隊跡地→Ⓒ自宅
5:00 起床
5:50 日立中央PA出発
自宅を出発する直前にチェックした天気予報では、この3日目が最も天気悪い予報だったのですが、
朝からいいお天気でした。
順調に見学を続け、いよいよ茨城空港へ。
茨城空港上空を飛ぶヒコーキ。
茨城空港はずっと行きたいと思っていたのですが、やっと来ることが出来ました。
「初めて行った空港」としては、今年1月にお邪魔した沖縄の慶良間空港以来8か月ぶりです。
外周を回ってみたのですが、ポイント地点には空のマニア三種の神器(大砲、エアバン、脚立)を装備した濃いィ方々が。
丁度F-4の離着陸が続いていて、盛んにシャッター音が響いておりました。
オイラもちょっとここから撮りたいな~と思ったのですが、怖くてちょっと入って行けませんでした。
近くに並んでいる車にはヒコーキ関係のステッカーが貼られていて、地元の車も多いのですが、大宮ナンバーも。
大宮からわざわざこんな遠くまで! なんてモノズキなんだろうと驚いたのですが、
大阪ナンバーの車までありました。
ここってすんごい有名な場所なのですね~。
更に先の方に進んでみると、おじいさんが1人で見学しているポイントがあり、オイラもここから撮らせて頂くことに。
「こんにちは」とあいさつすると、一見しただけでオイラがシロウトだと見破ったらしく、いろいろ教えて頂きました。
水戸在住のおじいさんで、もう何十年も通っておられるそうです。
この基地に所属している/所属していたナントカ飛行隊の歴史、こぼれ話などスラスラ出てきます。
「今飛んでったのは○○飛行隊でね、△△年に□□基地から来てね、隊長さんは××な人でね~」
茨城弁でニコニコしながら教えてくれました。
怒られそうですけど、オイラにはU字工事そっくりに聞こえます。
茨城弁と栃木弁ってやっぱり違うんでしょうか??
そんなこんなで茨城空港を後にし、見学を続けました。
住友金属鹿島製鉄所桜公園の一角に、同工場の展示物がありました。
その後「内閣中央航空研究所鹿島実験場跡地」へ。
ここは跡地に歴史民俗資料館があり、その資料館の前に同実験場についての説明板がありました。
隣に図書館もあるため、郷土史を見てみました。
資料には、戦時中町内には「神之池航空基地」と「内閣中央航空研究所鹿島実験場跡地」という二つの航空施設があった。
と記されています。
実はこの町内にもう一つ、軽野滑空場もあったはずなのですが、どう探してもこの滑空場については出てきません。
仕方なく図書館を後にして、近くになんかヒコーキ関係の碑があるということだったので寄ってみました。
巨大な石碑で、「大日本滑空始翔之地」と彫られており、裏面には非常に難解な文章が綴られていたのですが、
その中に「軽野」という文字が!
ここがオイラの探していた軽野滑空場だったのでした。
鹿島航空基地跡を見学したところで時間切れ。
自宅に戻ったのでした。
長々とお付き合い、ありがとうございました。
本日の走行距離:375km
総計:1,975km 燃費:21.9km/L
東北、茨城に行った話・2日目 [■旅行記]
Ⓐ石鳥谷道の駅→Ⓑ岩手県第二滑空場跡地→Ⓒ升形滑空場跡地→Ⓓ玉野原飛行場跡地→Ⓔ利府森郷場外離着陸場→Ⓕ松島基地→Ⓖ日立中央PA(車中泊)
4:00 起床。
4:30 出発。
国道4号を南下。
途中花巻空港横を通過したのですが、国道沿いの旧ターミナルビルは、「花巻市交流会館」になっていました。
ターミナルビルが有効活用されているようで嬉しいことです。
5:15 岩手県第二滑空場到着。
晴れていれば明るさに問題ない時間帯のはずなのですが、あいにく朝から曇天です。
それでもなんとか撮影できる明るさになってました。
9:00 山形県升形滑空場跡地到着。本降りの雨が降ってまいりました。。。_| ̄|○ il||li
出掛ける前の予報では曇りベースだったのに、結局日中の時間帯はほとんど降ってました。
ここはなかなか場所が分からなくて、地元図書館で場所がわからないだろうかと3年前に一度お邪魔していたのでした。
結局有力な情報は得られず仕舞いだったのですが、その後hatoyaさんからピンポイントで情報を頂き、
今回の再訪となりました。
この跡地については新たな記事は作らず、過去記事を修正してありますので、宜しければご覧くださいませ■
hatoyaさん、情報ありがとうございましたm(_ _)m
そして10時前、同じ山形県の玉野原飛行場跡地到着。
ここも以前お邪魔していた場所なのですが、きちんと場所を特定することができなかったので、
今回、「ここではなかろうか」という仮説を立てて再訪しました。
14:00 宮城県利府森郷場外離着陸場到着。
ここは数年前に偶然ネットで発見した飛行場だったのですが、やっと今回お邪魔することができました。
15:00 松島基地到着。
この松島基地、オイラにとってはいわくつきの場所です。
実は2年前、自宅を出て宮城県の青野木場外離着陸場に到着して見学し、
さあ、次は松島基地だ。というところで仕事の緊急の用事で埼玉に戻ってしまっていたのでした。
今回やっとお邪魔することができました。
松島基地には現在は使われなくなった滑走路跡があります。
その滑走路跡を求めて畑の道をうろうろ。カシャカシャ。
もしもオイラのことを見ている人がいたら、「ナニをやっているんだ??」と不審に思ったことでしょう。
基地内に押し寄せる津波でなすすべもなく戦闘機などが次々流されてしまう衝撃的な映像は未だ記憶に新しいですが、
松島基地近くはまだこんな状態でした。
ともかくこれで東北の飛行場跡地(のうち、場所が確定している箇所)は全て撮り終えました。
前回1年前に東北を回った際はは5日目の朝までかかったのですが、
今回は昨日の午後秋田に到着して、今日の夕方終了ですから、実質1.5日で東北を回り終えたことになります。
4号線で南下。
途中仙台市内のスーパーの屋上駐車場から。
夕食の弁当を仕入れようとしたら偶然夕焼けでした。
最後はなんだか恐ろしげな感じに。
なんでこんな黒い線が入るんでしょうか??
気がつけば屋上には数人の人たちが上がって来て写メ撮ってました。
その後東北道から磐越自動車道経由で茨城県日立中央PAへ。
ここで車中泊することに。
車中泊の場合、PAの駐車場は騒々しいことが多いのですが、偶然なのかここは割と静かで寝やすかったです。
それからですね、これは去年に引き続きなのですが、今年も被災三県の中の某県で夜間赤色灯を消したパトカーに煽られました。
ナンバーを見れば、オイラが他府県から来た人間で、観光かボランティアのいづれかの可能性が高いことは分かるはず。
各自治体、様々な団体が「是非来てください」と観光PRにやっきになっていたり、全国からの支援に謝意を示す人たちがいて、
オイラだってホントに僅かばかりですが、極力被災三県でお金を落しているのです。
復興支援の輪がこれからもずっと続いて行かねばならない一方で、こういうのってどうなんでしょうか。
(だからって地元車は煽ってOKということではないですけど)
全国から駆け付けた各職員さんたちは言うに及ばず、被災した地元の警察、消防、自衛隊の献身的な働きについて聞いたり、
実際に目にすると本当に頭が下がります。
このパトカーの方は、そういう方々の事について、よそ者のオイラなんかよりはるかに目にしているはずです。
他にやることはないのでしょうか。自分のしていることに疑問は感じないのでしょうか。
役割分担と言ってしまえばそれまでですが、同じ被災地の公務員でも随分いろいろな方がいるものです。
こうもピッタリ貼り付かれると、それだけで注意が削がれてコワイんですけど。(つД⊂;)
万一前方に寝ている人を見つけて、オイラが全力でブレーキをかけた場合、
オイラの車は後ろに貼り付いているパトカーに押されることになります。
それでオイラが轢いてしまった場合、どういう扱いになるのでしょうか。
まさかこのパトカーの方、普段安全運転講習会とかで「正しい車間距離について」とか語ったりしないですよね? ね?
アクセルペダルから足を離し、左ウインカーを出して路肩に寄ると、
パトカーはエンジン音を轟かせながら、次なる獲物を求めてあっという間に闇の中に消えていくのでした。
22:30 寝る。
おやすみなさい。
本日の走行距離:692km
(続きます)
東北、茨城に行った話・1日目 [■旅行記]
Ⓐ自宅→Ⓑ大潟場外→Ⓒハイランド滑空場→Ⓓ観武ヶ原練兵場跡地→Ⓔ道の駅石鳥谷泊(車中泊)
9月初旬、東北と茨城を回ってきたのでした。
4:34 出発。
オイラがこうして飛行場を見て回る時にはよくあることなのですが、
前の週までお天気続きなのに、オイラがお邪魔する週から下り坂に。(;´Д⊂)
今回もそんなパターンでした。
9月初旬でまだまだ暑いので東北に行こうと思っていたのですが、
天気が悪いのならほかの地域に行こうかしらん。
とも考えたのですが、東北方面の方がまだマシでした。
まずは東北を回って、その後茨城か千葉に行く予定だったのですが、
その間残念ながら東北のみならず関東地方もお天気は曇ベースで、雨が降るかもしれない感じでした。
埼玉県鶴ヶ島IC→(関越道)→群馬県高崎JCT→(北関東道)→栃木県岩舟JCT→(東北道)→
岩手県北上JCT→(秋田道)→秋田県五城目八郎潟IC
ということで、前回同様今回も北関東道経由で秋田へ。
調べてみたら、関越道の鶴ヶ島JCT~東北道の久喜白岡JCT間は、
現在途中の11kmが「設計協議or工事中」という状況になっており、開通は平成26年度以降なのだそうです。
これが完成すると、東北道までたったの20分で繋がって非常に便利なのですが、
「設計協議」って。。。
どうなるんでしょうか。早く開通して欲しいのですが。。。
去年も9月末に東北回りをしたのですが、その時は福島以北の道路がうねっており、路肩はそこここで崩れていました。
1年弱経て再び走ってみたのですが、昼夜連続規制で本格復旧工事している箇所をしばしば目にしました。
「最大15分待ち」という箇所があったり、大規模工事のため、6kmを通過するのに50分もかかったりしたのですが、
昼だけ、夜だけという工事の仕方だと、完全復旧まで5年かかるところを、1年半で直すのだそうです(今年12月終了)。
去年は休憩で立ち寄ったPA/SAにはレスキュー隊、自衛隊の方々を必ず目にしたのですが、
今回の旅行中、少なくともオイラは一度も見ませんでした。
それでも行く先々で「救援ありがとうございます」という貼り紙を目にしました。
ということで昼過ぎにやっと秋田県の大潟場外離着陸場に到着。
ここは名前は以前から知っていたのですが、どこにあるかまったく分からず、最近になって
場所が分かったのでした。
現在は跡形もなくなっており、一面の畑の中、「多分ここ」という場所へ。
カーナビ画面と地図を何度も見比べたのでした。
次の同じ秋田県内のハイランド滑空場は去年もお邪魔したのですが、造成工事中だったため立ち入りできず、
今回またお邪魔しました。
直前にグーグルマップで確認したら、画像が更新されており、なんだか滑走路跡が薄くなったような気が。
来るのが遅かったかも。。。(´・ω・`) と思いながらお邪魔したのでした。
これで秋田県内の予定地二ヵ所にお邪魔しました。
次はお隣岩手県の観武ヶ原練兵場跡地へ。
ここはてっきり初めてお邪魔する場所だと思っていたのですが、来てみたらなんだか見覚えがあります。
昨年お邪魔した「騎兵連隊滑走路跡地」のすぐ北側でした。
Σ(゚Д゚;)カブったか??
と思ったのですが、今回初めて拝見する碑など撮影。
ここでの撮影を終えると17:05。曇り空なのもあって薄暗くなり始めています。
今日はここまで。
去年の東北回りの時も初日は秋田を回り、翌日は青森県内に見学箇所が10ヵ所あったので
下北半島の道の駅まで移動しました。
今年は青森県に見学予定地はなく(というか場所特定が1つもできず)、
次お邪魔する予定なのは、同じ岩手県内の「第二滑空場跡地」。
その手前の道の駅まで移動することにしました。
18:30 岩手県の道の駅「石鳥谷」到着。
花巻空港のすぐ北です。
とんでもなく早い時間なのですが、昨晩は4時間しか寝てないためもう眠いです(XДX)
19:00 寝る。
おやすみなさい。
(続きます)
本日の走行距離:908km
ハイランド滑空場跡地にて。
2012 ふくスカ りんご祭り・2 [■旅行記]
ということで続きです。
メインイベント。
着陸~。
以下その他の写真を。
いぢり倒されるキビマルくん。
朝食の海鮮丼。500円。
昼食の肉巻おにぎり? 350円。
ギョウザ。多分400円。
ということで、次回からまた千葉県強化月刊に戻ります~。
2012 ふくスカ りんご祭り・1 [■旅行記]
千葉県強化月間中ですが、先週末ふくスカのりんご祭りにお邪魔して来たのでその時の記事を2つ割り込ませます。
今年はお天気に恵まれたのですが、時折よろけてしまう程の突風があったため、
オープニングのスカイダイビングが中止になってしまいました。
それでは以下ずらずらと。
去年はこのタマゴ型のヘリが物凄い機動を見せてくれたのですが、今年は大人しかったです。
クラッチレバーの他にリアブレーキレバー、アイドリング調整レバーが付いているのだそうです。
2に続きます。