赤穂防空監視哨跡地の碑 [├場所]
2011年10月訪問 2020/12更新
長野県駒ヶ根市にあるすずらん公園。
「赤穂防空監視哨跡地の碑」があります。
碑の裏に銘板がありました。
昭和十六年四月十一日から太平洋戦争終結の日まで、東部軍司令部と県警察部により、この地に、赤穂防空監視哨が設立された。伊藤喜一郎氏を哨長に、県知事任命の青少年五十余名が、ここで、厳寒酷暑の風雪をしのぎ、昼夜の別なく気力を集中して、爆音の聴取と機影発見に努め、国土防空の重責を担った。戦後五十年にあたり、当時の勤務者有志相計り、平和の森と変わった跡地に、記念碑を建立し、恒久の平和を深く祈念する。(以下34名の氏名省略) 平成七年十二月吉日建立之
すずらん公園内
長野県・赤穂防空監視哨跡地の碑
赤穂防空監視哨 データ設置管理者:東部軍司令部と県警察部?
運用時間:24時間
所在地:長野県駒ヶ根市上穂栄町
座 標:N35°44′07″E137°55′43″
標 高:695m
(座標、標高はグーグルアースから)
沿革
1941年04月 防空監視哨設立
1995年07月 碑建立
この記事の資料:
現地の碑文
赤穂っていうからてっきり兵庫県かと…(^_^;)
戦争には積極的に攻撃するための施設だけではなかったのですね
勤務中の緊張感は大変なものだったのではないでしょうか…
すずらんの時計台が可愛いですね
by まめ助の母 (2012-03-19 07:20)
お久しぶりです^^
すずらん公園に本当にすずらんのオブジェがあるんですね。
季節になるとすずらんもさくのでしょうか^^
by seiren (2012-03-19 16:00)
防空監視ってやってみると実は結構大変な仕事っぽいですよね。^^;
当然当時はダラダラやってたらはり倒されるでしょうし・・
きっと直立不動の姿勢で監視にあたっていたに違いない。^^
by ジョルノ飛曹長 (2012-03-19 17:33)
皆様 コメント、nice! ありがとうございます。
■まめ助の母さん
赤穂というと、確かにそちらを連想しますよね。
こんな施設もあったのですね~。
■seirenさん
ご無沙汰しておりました。
このオブジェ、いいですよね^^
本当にすずらんが植えてあるかは気が付きませんでした。
■ジョルノ飛曹長さん
軍隊だからやっぱりそうなるんでしょうか。
ひたすら待ち続けるのも大変なことだったんでしょうね~。
by とり (2012-03-20 06:03)
大町のものとは、似たような規模だったのでしょうかね?
by an-kazu (2012-03-20 20:43)
■an-kazuさん
残念ながら遺構が現存しておらず、監視哨についての説明もありませんでした。
an-kazuさんに教えて頂いた大町の防空監視哨には土台が残っていて、図が設置されていましたが、
あれは非常に恵まれた例なのだな~と思いました。
by とり (2012-03-21 06:03)
飛行機の音が聴こえると緊張したんでしょうねぇ。逆に何もなく、青空に雲がぷかぷか浮かんでたりしたら、眠~くなったりして(^^ゞ
当時の空も今の空も一緒でしょうから。
by 鹿児島のこういち (2012-03-24 11:03)
■鹿児島のこういちさん
確かに同じ空なんですよね。
来る日も来る日も耳をすまし続けたご苦労を思うと頭が下がります。
by とり (2012-03-24 18:08)