航空交通管理センター、福岡航空交通管制部 [├場所]
2011年5月訪問 2020/10更新
前記事の和白飛行場跡地の西側に雁ノ巣公園があり、
さらにその西隣にある「航空交通管理センター」と「福岡航空交通管制部」。
警備が厳重で近づけず、結局公園側から回り込んで目立つアンテナを撮るのが精いっぱいでした。
日本の空は札幌、東京、福岡、那覇にある各管制部がそれぞれの周辺空域の管制を行っています。
また、太平洋上の広大な洋上管制は、これまで東京と那覇の管制部で担当していたのですが、
2006年2月からこれを一括して福岡の「航空交通管理センター」で担当することになりました。
具体的な担当空域は下記リンクを参照してください。
ということで、雁ノ巣公園の横には、
航空路監視レーダーを用いて周辺空域の管制を行う「福岡航空交通管制部」と、
広大な洋上管制を行う「航空交通管理センター」が仲良く並んでおり、
日夜空の交通整理をしているのです。(・∀・)人(・∀・)
施設の重要性を考えると、警備が厳重なのも当然ですよね。
戦前ここは雁ノ巣飛行場で、最盛期には大日本航空によって朝鮮、台湾、中華民国、東南アジア等への路線も開設され、
戦前における国内最大の民間国際空港でした。
海外への空の玄関口として一大拠点だった場所に、洋上管制の拠点が設けられるというのも面白いですね。
福岡県・航空交通管理センター、福岡航空交通管制部
航空交通管理センター、福岡航空交通管制部 データ設置管理者:国土交通省
所在地:福岡県福岡市東区奈多
座 標:N33°40′21″E130°23′37
(座標はグーグルアースから)
関連サイト:
国土交通省/情報区(FIR)及び管制部管轄空域■
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